vol.113
皆さま、こんばんは。さとう歯科クリニック院長の佐藤公麿です。
今回ご紹介するのは、40代女性の患者様の症例です。
「以前に入れた銀の詰め物を白くしたい」というご相談を頂きました。
■ 治療前の状態(術前)
写真上段は治療前の状態です。
左上の奥歯(6番)には、古いメタルインレー(金属の詰め物)が装着されていました。
金属の詰め物は、長期間使用すると歯と金属の境目に微細な隙間ができ、そこから二次う蝕(再度の虫歯)が生じることがあります。
また、金属イオンが溶け出すことで歯ぐきが黒ずむ「メタルタトゥー」や、アレルギー反応を引き起こすリスクも知られています。
■ 治療方針
患者様のご希望は、
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「できるだけ歯を削らずに」
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「金属を使わず」
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「自然な見た目で1日で治したい」
というものでした。
これらのご希望を踏まえ、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用したダイレクトボンディング治療を選択しました。
■ 治療の流れ
中段の写真は治療中の様子です。
治療はラバーダム防湿を行い、唾液や湿気を遮断した清潔な状態で実施します。
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既存の金属インレーを慎重に除去します。
マイクロスコープを使用し、健康な歯質をできるだけ残すように細心の注意を払いました。
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古い接着剤や虫歯を取り除いた後、歯の形態を最小限に整えます。
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歯の色調に合わせた複数の高品質レジンを層状に積み重ね、天然歯のような透明感と質感を再現。
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仕上げに研磨を行い、滑らかで自然なツヤを与えました。
治療時間は約60分。
**1日で完了する「ワンデートリートメント」**として実施しました。
■ 治療後の状態(術後)
下段の写真が術後の状態です。
金属が除去され、歯全体が自然な色に統一されました。
隣在歯との調和も良く、見た目の違和感がありません。
患者様からは、
「自分の歯のようで自然」
というお喜びのお声をいただきました。
■ ダイレクトボンディングの特徴
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最小限の切削で歯質を温存できる
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金属アレルギーのリスクを回避できる
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1回の来院で治療が完了(ワンデートリートメント)
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天然歯のような自然な見た目
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将来的な再修復も容易
当院では、すべてのステップをマイクロスコープ下で丁寧に行うことで、
「精密」「審美」「長期安定」を両立させています。
■ 費用について
本治療は**自由診療(保険適用外)**です。
費用:1歯あたり 40,000〜60,000円(税込)
(部位・範囲・使用材料により異なります)
■ 担当医
佐藤 公麿(さとう たかまろ)
日本歯周病学会 指導医・専門医
■ まとめ
「銀歯を白くしたい」「金属アレルギーが心配」「1日で治療を終えたい」
そんな方にとって、ダイレクトボンディングは有力な選択肢です。
当院では、患者様の希望や生活背景に合わせ、最適な方法を丁寧にご提案しています。
お気軽にご相談ください。
※本症例は、患者様のご同意を得たうえで写真を掲載しています。
※大イレクトボンディングは、には適応症があり、過度の力によって欠けたりすることもあります。



