歯を残すための予防的な
精密治療

歯は歯科治療によって削れば削るほど脆くなり、寿命が短くなってしまいます。
健康な歯を守るためには、最小限の侵襲かつ再発を防ぐための精密な治療が必要になります。
そして治療後には、歯科医院での定期的なメインテナンスやご自宅でのセルフケアによる、
継続的な予防管理が大切です。
効果的な予防サイクルによる精密予防治療を取り入れ、ご自身の歯を守りましょう。

  • 抜歯に繋がる虫歯サイクル
  • 継続的な予防サイクル
予防サイクルを徹底し歯を最大限残すために

精密な診査・診断

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CTによる口腔写真咬み合わせ検査
治療精度が向上
岡山市南区妹尾の歯医者 さとう歯科クリニックでは、治療前の各種検査によってのお口の状態を細部までしっかり把握することを大切にしています。それが的確な診断につながり、また患者様と検査結果を共有して現在のお口の状態から歯科治療の目的まで事前に確認することで、効果的な予防治療が可能となります。
「歯科用3DCT」によって高精細な口腔写真を撮影することで歯並びや、歯・歯の根の形まで、奥行きを含め立体的に確認できるほか、「咬合検査機器」で疾患や悪化の要因さらには治療の持久性に関わる噛み合わせ・その力を測定できます。

精密処置のための
器具・器材

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肉眼から20・80倍視野拡大
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肉眼では見えない部分まで
正確に処置できる
マイクロスコープ
岡山市南区妹尾の歯医者 さとう歯科クリニックでは、視野を拡大できる歯科用顕微鏡「マイクロスコープ」を20倍・80倍の2種 導入しています。肉眼での発見が困難な小さなむし歯や破折なども鮮明に確認できるため、病変の早期発見が可能となります。さらに、経験や勘に頼ることなく目で捉えて的確に処置できることで、患者様の大切な歯をできる限り残した低侵襲な治療が行えます。
当院では、虫歯・歯周病治療、被せ物・詰め物治療、精密根管治療、歯周組織再生療法、インプラント治療、自家歯牙移植などの精密診療において活用しています。

マイクロスコープによる
再発を防ぐ治療

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    歯科疾患の原因を解析再発防止
    拡大視野によって、肉眼では見落としがちな歯科疾患の治療から原因究明まで行うことができ、再発による再治療を防止します。
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    患部をピンポイントで除去歯の寿命延伸
    視野拡大によって病変部分だけを的確に除去することができるため、天然の歯を余分に削る治療を防ぎ、歯の健康寿命を伸ばします。
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    最小限の侵襲と繊細な処置腫れ・痛みを軽減
    通常治療での精密さが増す上に、外科手術では極細の糸による傷の縫合が可能となるため、治療後の痛みや腫れを最小限に抑えられます。
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拡大鏡との併用でより精度の高い治療を
岡山市南区妹尾の歯医者 さとう歯科クリニックでは、マイクロスコープの映像をモニタービューで確認するため、スタッフが直接装着する歯科用拡大鏡(ルーペ)との併用が可能です。
直視とマイクロスコープの映像の両方からスムーズに情報を得ることができ、より精度の高い予防歯科治療が可能となります。
  • 患部を隔離再感染を防ぐ 湿気を調整治療精度向上
    ラバーダム防湿
    治療時に唾液などの多くの細菌を含む飛沫の飛び散りを防ぐために、「ラバーダム」というゴム製シートを使用する場合があります。お口の上から被せて治療部分だけを露出させることで、周辺組織への感染・炎症のリスクを低減できます。
    口腔内の高い湿気を下げることができるため、患部と修復物の接着力が強まり治療精度の向上に繋がります。また治療時に生じる削りカスなどの誤飲を防ぐなど安全性にも貢献します。
    当院では、詰め物・被せ物の装着時や精密根管治療、ダイレクトボンディングなど様々な治療時に使用しています。
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    切削研磨器具
    歯の治療における切削研磨は、大変細かい作業が必要とされます。当院では厳選した切削研磨器具によって健康な歯を削るリスクを低減し、最小限の侵襲で治療を行っています。
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    接着剤・処理剤
    詰め物・被せ物を装着する際に接着が不十分で隙間が空いていると、細菌が侵入し再治療が必要になってしまうため、補綴物の材質に合わせた薬剤で適切な処置が行えるよう努めています。

精密・迅速な修復治療

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負担が少ないスキャンによる快適な型取り お口の中をその場でデータ化
最短1日で治療完了
高精度3Dコンピューターで
補綴物を設計・加工するCEREC(セレック) 
岡山市南区妹尾の歯医者 さとう歯科クリニックでは、高精度3Dコンピュータによって歯の補綴物(詰め物や被せ物)を設計・加工する「CEREC(セレック)」を導入しています。3D光学スキャナーで口腔内をスキャンして得た高精度のデジタルデータを元に、ブロック状のセラミックを修復物の形へ加工していきます。
院内で歯型データの採取から設計・加工まで行えるため、治療開始から修復物装着まで迅速に行うことができ、症例によっては最短1日・1回の通院で完了できる場合があります。
  • 精密な修復物が
    むし歯の再発リスクを低減
    精密な修復物が歯にしっかり密着して細菌の侵入を防ぐため、むし歯の再発リスクを低減します。1日で治療完了できる症例の場合は仮歯を装着する必要がなく、その間の再感染リスクを防止できます。
  • 外れにくく
    耐久性にも優れる
    機械による安定して均一な加工によって、お口にしっかりフィットして外れにくい詰め物・被せ物をご提供できます。
    また高い強度と耐久性によって長くご利用いただけます。
  • 天然歯のような審美性
    メタルフリーで安心
    セラミックは天然の歯のような自然な白さと見た目のため、審美性に優れた詰め物・被せ物をご提供できます。
    また金属不使用(メタルフリー)素材なので金属アレルギーの心配もなく安心です。

当院の
精密予防治療

  • 被せ物・詰め物治療

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    むし歯や歯周病の悪化によって歯を失ってしまった場合、被せ物・詰め物などの修復物で歯を補う治療を行います。
    マイクロスコープやセレックを活用した精密な治療によって適合性の高い詰め物・被せ物を装着できれば、細菌への感染リスクを低減でき、残ったご自身の歯をできるだけ長く守ることができます。

    削る量が少ない 削る量が少ない 仮歯期間がなく感染リスク軽減 自然な見た目
    ダイレクトボンディング
    歯の患部を必要最小限に削り、そこに直接歯科用プラスチックを盛り付け、光を照射し硬化させることで歯を補う治療法です。
    通常の詰め物治療のように歯を余分に削る必要がほとんどないため、患者さまの負担を軽減できます。また材料を直接盛り付けるため、歯型を採取して詰め物を作製する必要がなく、多くの場合1日で治療が完了できます。
  • 精密根管治療

    根管内の汚染物質を除去 根管内の汚染物質を除去

    精密根管治療とは、むし歯によって炎症・感染が歯髄(歯の神経)にまで進行した際に、汚染された歯髄を除去し、根管(歯の根の中にある、歯髄が通っている管)を清掃する治療法です。
    根管内は非常に細かく複雑な構造なため汚染された歯髄を取り残してしまうと、再び炎症を起こし再治療が必要になる場合があります。当院では、マイクロスコープによる拡大視野によって根管内を細部まで確認しながら治療できるため、汚染物質の取り残しによる再発リスクが大幅に低減されます。
    ただし歯髄は歯に栄養を送る役割があるため、取りすぎると歯の栄養が低下し脆くなる場合があります。そこで歯髄の除去をなるべく少なくした「歯髄温存療法」にも対応しています。

    歯の神経を残せる可能性大
    MTAセメント
    歯髄を除去した隙間を埋めるための歯科用殺菌セメント剤です。
    歯に含まれるカルシウム系の成分を多く含むため生体親和性に優れ、接着力が高く隙間をしっかりと封鎖でき、むし歯が歯髄に達していても神経を残せる確率が高まります。
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    柔らかくトラブルも少ない
    NiTiファイル
    根管内の清掃や拡大形成を行う専用器具です。従来のファイルと比べて弾力性・柔軟性に優れるため、トラブルの元となる根管内でのファイルの破折リスクが軽減されます。歯の根の奥までしっかり届くため、精密で迅速な処置が可能となり、患者様の負担も少ないです。
  • 歯周組織再生療法

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    歯周組織再生療法とは、歯周病によって失ってしまった歯周組織(歯槽骨など)を外科的手術で再生させる歯科治療です。マイクロスコープで視野を拡大することで、歯ぐきを必要以上に傷つけることなくより確実で安全な処置が可能となります。
    岡山市南区妹尾の歯医者 さとう歯科クリニックでは、特殊な保護膜(メンブレン)を移植する治療法から、薬剤(リグロス)を塗布して再生を促したり、骨補填剤によって骨の再生を促す治療法など、患者様の症状に合わせた治療をご提供しています。

  • インプラント

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    むし歯や歯周病が悪化した場合、当院では患者様の天然歯を可能な限り残す治療に努めています。ただし止むを得ず抜歯が必要な場合や、病気や事故によって歯を失ってしまった患者様には、周囲の歯への負担が少なく入れ歯(義歯)よりも長持ちさせられる「インプラント治療」を行います。
    周囲の健康な歯に対し削る・負荷をかけることが無いため、ご自身の天然歯を守ることにも繋がります。

  • 自家歯牙移植

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    自家歯牙移植(じかしがいしょく)とは、むし歯・歯周病や歯が折れてしまったなど、何らかの原因で歯を失った部分に、ご自分の歯を移植する治療法です。
    歯を失った場合の治療では主にインプラント治療が選択されますが、自家歯牙移植ではご自身の歯を移植するため、条件が合えばより有効な治療法と言えます。
    移植歯には現在の噛み合わせに影響しない歯を使用する場合が多く、親知らずを使用する場合は健康保険が適用されます。

    ※歯や口腔の状態によっては、移植が行えない場合がございます。

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