銀色の詰め物が気になる方へ_治療方法のご紹介

  • 虫歯治療
  • 審美修復

Vol.73 みなさま、こんにちは。岡山市南区妹尾のさとう歯科クリニック院長の佐藤公麿です。

 

歯科医院で虫歯の治療してもらったら、もう大丈夫!と思われている患者さまが多いことと思いますが、実は一度治しても、虫歯になった原因を取り除かないと繰り返し虫歯ができてしまいます。

 

虫歯になる原因としては、食生活習慣(ダラダラ食べたり飲んだりするのは良くありません)が大きな因子となりますが、その他にも咬み合わせの力で歯(エナメル質)にヒビが入り、その部分から虫歯が進行したり、様々なお薬の副作用で唾液の分泌量が減って虫歯になりやすくなったり、個々の患者さまによって、様々な要因があります。

 

当院では、唾液検査を実施した上で食生活習慣についてもアンケートにご協力頂き、出来るだけ健康な食生活習慣のお役に立てるようにしています。

 

その上で、一度治療した歯が再治療になりにくいような治療方法についてご提案させていただいています。

 

本日は、その中でもメタルインレー(銀色の詰め物)をダイレクトボンディングとオールセラミックインレーを用いて治療させていただいた2症例をご紹介させて頂きます。

 

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【担当医】

佐藤公麿

【治療期間】

ダイレクトボンディング:1日(1回の受診で対応)

オールセレミックインレー:2日(2回の受診で対応)

【治療内容】

右下第二大臼歯に対して、ダイレクトボンディングにて修復処置を行なった。

右下第二小臼歯に対して、オールセレミックインレーにて修復処置を行なった。

【費用】

自由診療

ダイレクトボンディング:約33,000円〜66,000円(症例、難易度によって異なる)

オールセラミックインレー:77,000円

【リスク・副作用】

非常に強い力で欠けることがある。

ダイレクトボンディングは、歯を削る量を最小限に抑えることができる一方で、経年的な材料の劣化がある。

オールセレミックインレーは、材料の経年的な劣化はほぼないが、一方で歯を削る量がダイレクトボンディングに比べると多くなる傾向がある。

※上記どちらの方法も、虫歯の再発予防には非常に優れた治療方法ですが、症例ごとに適応症がありますので、患者さまと十分にご相談の上でベストな治療方法を選択しています。

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(臨床写真の掲載については、患者さまに掲出の同意を得ております。)

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