前歯の歯並びを治す:部分矯正という選択肢もあります

  • 矯正歯科

Vol.61 みなさま、こんばんは。さとう歯科クリニック院長の佐藤公麿です。

 

矯正治療というと、歯並びや噛み合わせが良くなるというメリットを得るために、

長い治療期間を耐えたり、治療費が高額になったりと、デメリットもイメージされる方が多いことと思います。

当院でも、前歯の歯並びが気になられて相談にいらっしゃる方の中には、出来るだけ早く、費用を抑えて前歯をキレイにしたい!という方は多くいらっしゃいます。

 

そのような方には、部分矯正治療という選択肢をご提示させていただくことがあります(お口全体の歯並びや噛み合わせによっては、適応できない場合もございますので、検査及び診断のもとでのお話になります)。

 

本日の症例は、17歳の女性で前歯の隙間を治したいとのことでご相談を受けました。

理想的には全顎矯正治療を行い、奥歯の噛み合わせまで治すのが良いとのご説明をさせて頂きましたが、治療期間の短縮や、特に気になっているのは前歯のみとのことで、今回は部分矯正治療を選択され、対応をさせて頂きました。

 

 

上の前歯の矯正装置(ブラケット、ワイヤー)を装着し、1ヶ月に一度の経過観察及び調整を行なって、約半年で歯の隙間はキレイに閉じました。

現在は、後戻り防止のために歯の裏側に細いワイヤーを着けて経過観察をしています。

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【担当医】

佐藤公麿

【治療期間】

約8ヶ月間

【治療内容】

上顎前歯部に対して部分矯正治療を行いました。

【費用】

部分矯正治療 自由診療  198,000円(税込)

【リスク・副作用】

・装置装着後は歯に痛みを感じることがあります。

・治療途中で装置が外れたり、装置が唇に当たって口内炎が生じたり、痛みを伴うことがあります。

・急速に歯を動かしたり、過度な力を歯に加えることで歯の神経が死んでしまったり、歯根の吸収が生じることがあります。

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(臨床写真の掲載については、患者さまに掲出の同意を得ております。)

 

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