【症例紹介】歯肉退縮に対する根面被覆術(結合組織移植術)

  • 歯肉退縮治療
  • 歯周病治療

Vol.115

みなさま、こんにちは。岡山市南区妹尾のさとう歯科クリニック院長の佐藤公麿です。

 

「歯ぐきが下がって歯が長く見える」

「冷たいものがしみる」

「歯の根元の見た目が気になる」

このようなお悩みで来院される患者さんは、40代以降の女性にとても多く見られます。

今回は、40代女性の歯肉退縮に対して結合組織移植術(CTG)による根面被覆術を行った症例をご紹介します。


 

歯肉退縮とは?

 

歯肉退縮とは、歯ぐきが下がってしまい、歯の根元(根面)が露出する状態を指します。

原因としては次のようなものがあります。

・歯周病

・強すぎるブラッシング

・歯並びや咬み合わせ

・歯肉がもともと薄い

・加齢による歯肉の変化

歯肉退縮が進行すると

  • 見た目の問題(歯が長く見える)

  • 知覚過敏

  • 根面カリエス

  • 歯の寿命の短縮

 

などのリスクが高くなります。

そのため、見た目だけでなく歯を長く守るための治療としても重要になります。


 

今回行った治療:根面被覆術(Root Coverage Procedure)

 

今回の患者さんは、上顎前歯部の歯肉退縮が気になり来院されました。

歯肉の厚みが薄く、このまま放置すると退縮がさらに進行する可能性がありました。

そこで

結合組織移植術(CTG:Connective Tissue Graft)

を併用した根面被覆術を行いました。

この治療は、

上あご(口蓋)から歯肉の結合組織を採取し、歯肉が下がった部分に移植する方法です。

歯肉の厚みを増やしながら、歯の根元を覆うことができます。


 

手術の流れ

 

①術前

 

歯肉が下がり、歯の根元が露出しています。

見た目の問題だけでなく、歯肉が薄いため将来的な退縮のリスクもありました。


 

②手術(CTG採取と移植)

 

上あごの歯肉から結合組織を採取し、

歯肉退縮部に移植します。

当院では痛みが少ない採取方法を行っているため、術後の負担を最小限にしています。

 


 

③術後経過

 

術後の経過は次の通りです。

  • 術後2日

  • 術後8日

  • 術後1ヶ月

  • 術後2ヶ月

 

時間の経過とともに歯肉の色調が整い、自然な歯ぐきへと回復していきます。


 

術後2ヶ月の状態

 

歯肉は安定し、

・歯の根元はほぼ覆われ

・歯肉の厚みも増し

・自然な歯ぐきの形態

を回復しました。

患者さんからも

「見た目が自然になった」

「しみなくなった」

と喜んでいただきました。


 

歯肉退縮は早期治療が重要です

 

歯肉退縮は

早い段階で治療するほど結果が良くなります。

特に次のような方は、治療の適応になることがあります。

  • 歯ぐきが下がって歯が長く見える

  • 知覚過敏がある

  • 歯ぐきが薄いと言われた

  • 将来的に歯肉退縮が進みそう

  • 見た目を改善したい

 

歯肉移植は、見た目の改善だけでなく歯を長く守る治療でもあります。


 

岡山で歯肉退縮治療をご希望の方へ

 

さとう歯科クリニックでは

  • 歯周病専門的な診断

  • マイクロスコープを使用した精密治療

  • 痛みの少ない歯肉移植術

 

を行っています。

歯肉退縮は、適切な診断と技術により改善できるケースが多くあります。

「歯ぐきが下がってきたかも…」

と感じたら、早めにご相談ください。

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【担当医】

佐藤公麿

【治療期間】

手術は1日(1時間〜1時間30分)

【治療内容】

右上犬歯から第二小臼歯部に根面被覆術

【費用】

自由診療 約110,000円

【リスク・副作用】

手術後の出血、腫脹などの合併症を伴うリスクがあります。

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(臨床写真の掲載については、患者さまに掲出の同意を得ております。)

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